主な塗装工程

ここでは塗装をする際の主な工程を表にしてみました。

お客様の検査基準に基づき検査し作業を進めていきます。

NGが見つかりましたら再度前工程に戻し検査合格するまで繰り返します。


1.脱脂

製品に着いている油分や汚れを落として塗装が密着しやすい環境にします。

2. マスキング

 図面等に塗装不可の範囲をマスキングテープやマスキング治具などを使用してマスキングしていきます。

3.パテ付け

塗装の仕上げレベルにより板金製品にパテを付けていきます。

4.サンディング

パテが乾いた後今度は塗装面を平滑にする為、機械で平滑に研いでいきます。

5.プライマー塗装

製品と塗料の密着を良くする為に下塗りプライマーを塗装します。

6.サンディング

プライマーと塗料に密着を良くする為に表面を軽くサンディングします。

7.中塗り塗装

高級仕上げの場合に製品表面を平滑にする為サフェーサを塗装します。

8.焼付乾燥

塗装後乾燥炉にて焼き付けていきます。

9.中塗りサンディング

サフェーサを平滑にサンディングしていきます。

10.上塗り塗装

仕上げの上塗りを塗装します。

11.焼付乾燥

上塗りを焼付乾燥します。

12.検査

仕上った製品を検査します。ここでNGになった製品は再びサンディングして再度塗装工程に戻します。

13.梱包

検査合格品をお客様の指定される梱包方法にて包装・箱つめしていきます。

14.出荷・納品

完成品をご指定の方法にて納品・出荷いたします。

検査機器

検査機器を使って仕上った塗装品の色差・光沢・膜厚などを測定します。


色差測定計


日本電色工業社製 NR-3000


        光沢測定計

 

        堀場製作所製 GLOSS CHECKER IG-320

 


膜厚測定計

 

ケツト科学研究所製 デュアルタイプLZ-300C


 その他の塗装機器 

その他弊社塗装製品を仕上げる為の大切な道具類です。


塗装スプレーガン

 

ネスト岩田製 多品種 多数


移動式粉体塗装機

 

ランズバーグ社製 2台

(塗装ハンドガン 4台)

 


エア式サンダー

 

コンパクトツール社製 他


電動式サンダー

 

RYOBI社製 他


 エアコンプレッサー

 

 アネスト岩田製 オイルフリースクロールコンプレッサ